購読者にとって新聞販売店は最も身近な新聞社の組織(と見える)であり、新聞社にとっても実質的には末端組織として活動しているにもかかわらず販売店や拡張団が問題を起こした場合新聞社は「取引先が問題を起こしたことを遺憾に思います」という風にあくまで取引先の問題として、新聞社は無関係という態度をとる。またテレビ局も新聞や新聞社との系列になっていることが殆どであるため、販売店や拡張団の問題を正面から批判することはほとんどなく馴れ合い状態である。そのため紙上の論調とかけ離れ、紙上で論じられることのないこの矛盾を「新聞はエリートが書き、ヤクザが売る」と皮肉られることもある。
販売店の経営状態 [編集]
新聞販売店の原価率は極めて高く、粗利は低い。また、従業員の時間給も時間的特殊性から非常に高い。そのため、人件費のウエイトが大きく新聞の売上だけでは利益を確保出来ない。新聞に折り込まれる折込チラシの手数料収入が経営を支えており、上記のような押し紙に耐えられるのもこの収入があるからに他ならない。以前はチラシの指数と新聞の扱い部数が乖離し配布することなく徴収する手数料もあったが、最近は新聞雑誌部数公査機構であるABC(Audit Bureau of Circulation)の店別指数公表もあり経営環境は厳しくなっている。
また、表向きは再販売価格維持契約及び特殊指定により「全国同一価格」が謳われているが実際は新規契約に際して「3ヶ月間無料」といった条件が提示されるなど同じ新聞の販売店でも月極で800円前後の価格差が存在し、事実上の値下げが行われ「全国同一価格」が部分的に守られていないことが知られるようになってきている[15]。こうした実情に対して「再販制度は既に破綻しているにも関わらず『再販制度絶対護持』を訴えるのは欺瞞ではないのか」と言う批判も聞かれる。
販売店に勤める労働者 [編集]
おおむね以下のような待遇となっている。
テニス
セキュリティ
花火
仏教絵画
東北地方
壁画
日用品
セパタクロー
印刷
水球
アスペルガー症候群
学習塾
ベリーダンス
北陸地方
水彩画
恐竜
水墨画
両生類
ジオキャッシング
アニマルセラピー
給与
一般業種と比較し拘束時間が事実上長く、不規則な勤務時間となるために未経験者にも比較的高めの給与が設定されている(最近は労働環境の向上が見られるのと反比例し、給与が低下している傾向がある)。
金銭的補助
雇用の際に住居の提供や引っ越し代の負担、更に生活費の貸し出しを行っている販売店が多い。
積立金
一定期間、給与から所定金額が積み立てられ期間満了時に積み立てた金額へ更に新聞販売店と本社からの援助金額が加算された金額が支払われる。これは積立金制度と呼ばれている。
雇用
基本作業となる配達に関して言えば特殊な技能は不要であるため、雇用に際しては一般業種と比較して雇用者の望む敷居はかなり低めに設定されている。
近年、本社営業部門の方針もあり業界全体のクリーン化が進められてはいるが、長年にわたり定着してきたイメージはなかなか変化していない。また、このようなクリーン化の方針を長年在籍していた中堅以上の社員に対してどのように指導していくかも難しい課題となっている。
都市部では奨学金を提供する代わりに一定年数の労働に従事する新聞奨学生も存在するが、劣悪な労働環境と拘束時間の長さのために就学困難に陥っている学生が多いとも言われている[要出典]。学業を断念してそのまま専業員として販売店に就職する者も少なくはない